久住小春の底知れない感じ

合格からは1年半弱、合流してからももう1年が経った久住小春について。今までとりたてて彼女のことに触れなかったのは、いまいち掴みきれなかったから。どうものめり込んでいけない、なんとなく深入りする気にならない、私にとってはそんなメンバーでした。その理由がよくわかってなかったんですが、お盆にミュージカルを観て、なんとなくわかりました。わからなさ過ぎるから怖くて手が出せないみたいです。底が知れないんですよ、久住は。他のメンバーだったら短文で紹介ができるけれど、久住はそれができない。掴めないんですよ。例えばマコやガキさんなんかは多分間違いなく結構なアフォの子(笑)で、さゆはアフォっぽく見せておいて実は結構クレバー。でも久住はアフォっぽいけれど、実は違うかもしれないし、何の裏もなくただのヘラヘラした子なのかもしれない。なんかねー全然わかんないんですよ。だから、頑張ってる子、自分の夢に向かってる子が好きな私としては、ルックスは可愛いなーと思うもののイマイチのめり込めなかったようです。
ただ、今日ちょっとしたことでその評価が変わりました。
久々に研究室に出勤しましたが、体がついていかなかったので(苦笑)、かなり早めに帰らせてもらったんですけれども、ちょうどテレビをつけたら『きらりん☆レボリューション』が始まりまして。第1回放送を見て以来、一切触れていなかったので、EDが℃-uteになったらしいことぐらいしか知らなかったんですがなんとなく見てみようかなという気になりまして。で、見てみたらびっくり。久住が明らかに上手くなってたんですよ。あの独特の高い喋り声はそのまんまでしたが、間の取り方とか発音とか、以前より明らかに良くなってる。確かにプロの声優さんたちに比べれば技術も全然足りてないしまだまだなんだろうけれど、少なくとも第1回のときに感じたあの嫌悪感にも似た妙な感覚は薄れてました。で、ふと思ったんです。「あ、久住も頑張ってんだなぁ」って。や、すっごく当たり前のことなんですけども、久住が頑張って何かをモノにしたのを私が初めて実感したんです。上手く言えないんですが、これがきっかけでようやく久住小春モーニング娘。として見られるようになったんです。今まで久住を見るたびに、「久住だ」としか思えなくて「モーニングだ」と思ったことはありませんでした。よもや食わず嫌いに近かったきら☆レボで矯正されるとは、世の中何がおきるかわからないものですね、ていうのはちょっと大げさかな。
そんなこんなで、私の中のモーニング娘。がようやく現実と一致しましたよ、というお話でした。