ふと見上げた空に君を想う

二日酔いで鈍く痛む頭を抑えて玄関を開けたら、青空が広がっていた。今日も暑くなりそうだ、と想いながら、ふと紺野さんのことを想った。紺野さんは今何をしているんだろうか。大好きなあの笑顔でいてくれるといいな。いつか、大学生になって普通の学生ってヤツになったら、今日の私みたいに二日酔いの頭を抱えて空を見上げる日が来るんだろうか。いつになっても何があっても、紺野さんが笑顔でいられるような毎日であればいいと思う。