藤本美貴カジュアルディナーショー

行って来ましたディナーショー。私が行ったのは2月5日のお昼の公演。
今から私、当たり前のことを言いますよ?(笑)
美貴ちゃんはめちゃくちゃ可愛くて、めちゃくちゃ歌が上手いです。
本当に幸せな時間でした。
以下、続きはネタバレになりますので隠します。
セットリスト
01.ロマンティック浮かれモード
02.シャイニング 愛しき貴方
03.会えない長い日曜日
MC1
04.さよなら(オフコースのカバー)
MC2
05.幼なじみ
06.恋ING
MC3
07.SHALL WE LOVE?
08.満月
MC4
09.大阪 恋の歌
MC5
10.ボーイフレンド


だいたい1時間ちょっとぐらいだったと思います。セットリストに沿って思い出した限りのことを書いていきますが、多少の言葉の違いはあると思うのでその辺はご了承ください。ただ、かなり時間をかけて書き出したものなので内容はかなり網羅している……つもり。

01.ロマンティック浮かれモード
02.シャイニング 愛しき貴方

先にバンドメンバーの方々(ギター、パーカッション、ピアノの3名)が出てきて演奏を開始。30秒ほどで美貴ちゃんが出てきました。美貴ちゃんの衣装は白いドレス。上半身はチューブトップのようになっていて肩や鎖骨がものすごく綺麗でした。少し高めのウエストに幅のあるリボンのようなものがあって、スカートは膝上20センチぐらいのアシメントリで後ろが一番長いものの膝までいかないぐらいの丈。その上に同じ長さのレースが一枚、更にその上に足首までの長い丈のレースが一枚、スカート状に重なっていました。*1靴は直感2のドレス衣装のときのような金色のハイヒール。ヒールは細いピンヒールでかなり高めに見えました。7センチぐらい?足首にストラップがあるタイプでした。髪型はゆるめのウェーブがかかっていておろしていました。耳には肩ぐらいまでありそうな長めのキラキラしたピアス。メイクは濃すぎないものの華やかさがあって、チークが少し強めだったように思います。左手首にはアクセサリをつけていたのですが上手く説明できない(苦笑) リストバンド状のものにパーツとしてパールや羽のようなものがついていました。いずれも白を基調としたもので、すごく大人っぽかったです。
この2曲はひたすら美貴ちゃんの姿に見とれてしまい、意識を保つので精一杯でした(苦笑)

03.会えない長い日曜日

この曲の途中から(1番のサビから?)通路をゆっくりと歩きながら歌っていました。歌いながら客席を見回して笑顔を振り撒いてくれた美貴ちゃん。手を振ったりもできました。勘違いではない「目が合った!」「手を振ってくれた!」という確信が持てるこの距離はすばらしすぎます。私は通路側の席ではありませんでしたが、視界を遮られることもなく美貴ちゃんとお手振りしちゃいました! また、自分の隣を通り過ぎると背中が丸見えで後姿にもみとれてしまいました。肩甲骨もバッチリ拝めました。

MC1

今日は宜しくお願いします、という挨拶からディナーショーは2日目ですがお客さんの普段とは違う服装に慣れない、という話になり、会場の笑いを誘う。この話題のおかげで笑えたことによってだいぶ緊張がとけたように思います。この効果を狙ってたんだとしたら美貴ちゃんスゴすぎる。
次に、3曲それぞれについての簡単な感想。

『ロマンティック浮かれモード』は、いつもみなさんはあのー、回って?いるじゃないですか。今日は椅子があったので、うずうずしていたんじゃないでしょうか

この発言を受けて客席が再び笑いに包まれました。

『シャイニング 愛しき貴方』はカントリー娘。の曲で、すごく大人っぽくて好きな曲です

もう少し何か言っていたような気もするのですが思い出せません。

会えない長い日曜日』は歌うといろんなことを思い出すデビュー曲です。あーもうそんなに経つのかーと思いますね

本当にしみじみと言っていました。続いて次の曲の紹介、というか歌う理由のようなものの話へ。

色んな曲を歌わせてもらってるんですけど、最終的にハッピーな曲だったり明るい曲が多いんですが、ディナーショーということでちょっと切ない曲を歌おうかな、と思います。
FS3*2でも何曲かカバーさせてもらってるんですけど、今回は初めてこの曲をカバーさせてもらいました。

語尾やら言い回しは怪しいのですが、こんな感じだったと思います。

04.さよなら

オフコースの名曲、『さよなら』です。
私はオフコースのものも、小田和正さんが『自己ベスト』というアルバムで歌っているものも好んでよく聴いていたのですが、美貴ちゃんの『さよなら』はまた違うものでした。単なるカバーではなくて、美貴ちゃんらしい柔らかさが加わったように思います。歌い手が男性か女性かという点でも異なるのでそう感じたのかもしれません。小田和正さんはとても音域が広く、低音から高音まで満遍なく用いられている上にいきなり高くなったり低くなったりする箇所も多いのでとても難しい歌なのですが、美貴ちゃんはとても上手く歌い上げていたように思います。ただ、最後の音は低すぎたのかしっかり下がりきらず、少し上ずったままでした。でも高音はしっかり出ていたし、美貴ちゃんの声にハマる曲だと思いました。

MC2

『さよなら』はカバー曲を1曲、となってスタッフ(ちょっとこの辺曖昧?)が「この曲どう?」と持ってきてくれた曲だそうです。
川釻v釻从<この曲知ってる人いました?
突然尋ねられて反応し切れなかったのか客席はほぼ無反応。(恥ずかしながら私も……)それがご不満だったのかすかさず
川釻v釻从<え、知らないんですか?
とツッコミキティ。その勢いに思わず笑ってしまいました。
この曲について、「サビは知っていたけど他はうろ覚えだった。聞いてみたら悲しいけれど耳に残る曲で、いい曲だと思ったのでこの曲に決めた」という話。とにかく「難しかった」と言っていました。でも「頑張って歌いました」としっかりアピール(笑)
続いて近況報告。最近は娘。ツアーのリハーサル中だそうです。その流れでアルバムの話に。

組み合わせで、何人かで歌うような曲もあるんですが、この二人だからこの曲か、みたいな(笑) とにかくスゴいアルバムになってますので楽しみにしててください

というような話を。(おそらく「こんばんピンクゥ〜」っていうアレのことですね……)
アルバムの新曲は「とにかくスゴイ」らしいですよ(笑)
続いて次の曲にいく為の話に。テーマは「初恋」。

  • 美貴ちゃんの初恋は小学校1年生のときで、隣の席になりたい、とか、同じ班になりたい、とか思ったものの、結局一緒にはなれず、そのままその初恋は終わった。

そのまま流れで北海道の話に。

  • 田舎なので近所中みんなが知り合いのような状態
  • 幼なじみはおばあちゃん同士も知り合い
  • 地元の友達に辛いときに貰ったメールで支えられていたりする

という話をして、「大切な人のことを思い出しながら聞いてください」というフリで次の曲へ。

05.幼なじみ
06.恋ING

『幼なじみ』は少しリズムが取りにくかったのか、サビの「なーんども」と伸ばすときも「な んども」とちょっとハネ気味にするときも(わかりにくい書き方でごめんなさい)タイミングが上手くいかずズレていました。カラオケでこの曲を歌ったことがあるのですが、確かに妙な間があって入りにくかった部分でした。何気に難しい曲なんですね。
この2曲の間にほとんど間がなくて、『幼なじみ』が終わって拍手をしていたらあのイントロが聞こえてきて思わずウワーっとなってきて一瞬泣きそうになりました。美貴ちゃんの歌う『恋ING』はCD音源よりも柔らかくて暖かい、そんな印象を受けました。美貴ちゃん自身が歌っていたパートも少し歌い方が違っていたように感じました。

MC3

選曲理由。

  • 2曲とも大好きな曲で、ディナーショーをやることが決まったときに自分から歌いたいと言って決めた曲。

(美貴ちゃんが歌っている曲は)全体的に女の子の可愛らしい気持ちとか、照れちゃうような、普段では言えないようなことなので、歌に込めて伝えていけたらいいな、と思う

なお、このときに
川釻v釻从<普段言われても困ると思うんですけど(笑)
と立派なツンデレ振りを発揮。でも「これからは普段もちょっとは表現していきたいと思います」と言っていたのでこれからは素直でかわいい美貴ちゃんが普段から見られるようになるかもしれません。
続いて近況報告その2。フットサルの話と英会話の話。

(フットサルは)2連敗中なので次(23日の駒沢体育館での試合のこと)は勝ちたいと思っています。みんなで練習中です

加えて「練習中も結構激しくて、ぶつかって「痛いー」と言っているメンバーもいるけど、歩いてるから大丈夫なんじゃないですかね」と軽い物言いでまた笑いを誘っていた。
続いて英会話の話。ラジオでも「絶対やります」と言っていたものの、ノートやペン、テキストなど必要なものは購入したけれど、買ったその日に少しやっただけでそのままどこかへいってしまったらしい(笑)
娘DOKYU!で英会話をやらないかという話があったものの、先生が一生懸命英語で話しかけてくれてもひたすら日本語で「あーそうなんですかー」などと返答していた、という話。返せる英語は「Yes」と「OK」(笑) 心の中で思わず「Noすらないのかよ」とツッコミキティしちゃいました。最終的に「始める機会があったので今年こそある程度までは頑張りたい」と言っていたので今年こそ英語ペラペラな美貴ちゃんが見られるかも?(アヤしいな)
ここでメンバー紹介。

ギター:吉川理(よしかわ・おさむ)さん
パーカッション:関口源八(せきぐち・げんぱち)さん / 公式サイト?
ピアノ:千葉純治(ちば・じゅんじ)さん

多分、合ってると思います。はっきり聞き取れたのは関口さんのお名前だけだったのですが、あとのお二人は苗字と一緒に検索かけたら結構ひっかかったので。
メンバー紹介とあわせて「生バンドは初めてなので結構緊張する」と言っていましたが、基本的に緊張知らずの美貴ちゃんだし、結構のびのびとやっているようにも見えたので、実際のところはどうかなぁと思っています。もちろん、ホントに緊張してたのかもしれないし。真実は本人にしかわかりませんからね。

07.SHALL WE LOVE?
08.満月

『SHALL WE LOVE?』のアレンジは原曲よりもMIKI1に入っているバージョンをイメージしていたように思います。しっとりとゆったりとした印象。テンポも大体そのぐらいだったと思います。『満月』へはパーカッションがソロでブリッジをして途切れずに続けて始まりました。お三方とも結構細かいリズムを刻んでいて、原曲ばりのアップチューンに仕上がっていました。美貴ちゃんもノリノリで楽しそう。

MC4

曲について。『SHALL WE LOVE?』については触れられませんでした。亜弥ちゃんとの話を少し期待していただけに残念ですが、ごっちんのことを配慮してなのかもしれませんね。
『満月』については「すごいロックな曲」とつんく先生の口癖ロックが飛び出しました。「立ち上がれ、って(曲の中で)言ってますけど、なかなかね(笑)」とも言ってました。

ライブやイベントなどでお客さんが盛り上がってる姿や笑顔で帰っていく姿を見ると元気になれます。エネルギーをあげつつもらいつつ、みたいな関係がすごくいいなぁって思う

この話をしてくれているときの美貴ちゃんがすごい穏やかな笑顔を浮かべていて、なんというか、大人の表情に見えて、すごくドキっとしました。
次の曲の紹介。「娘。の曲です」とか。この辺はうろ覚えです……。

09.大阪 恋の歌

貫禄。この一言に尽きるかな、と。もうね、スゴい。上手いとかじゃなくてスゴい。圧倒される感覚でした。目の前にいる「藤本美貴」はアイドルじゃなくてアーティストなんだな、とこのときひしひしと感じました。
余談ですが、イントロ部分を弾いていたピアノの方が結構ツラそうで(多分音が離れていて弾きにくいんだと思う)思わずその瞬間だけ美貴ちゃんから視線をはずしました。すぐに戻りましたけどね(笑)

MC5

「次が最後の曲です」と「ポラ撮影をしてお見送りをします」という感じの内容。このMCは短めでした。

10.ボーイフレンド

この曲って原曲もよく聞くとかなり細かい音が作ってあってなかなかいいサウンドだと思うのですが、今回のアレンジもかなり良かったと思いました。終了後のアンケートに一番印象に残った曲を書く欄があったのですが、私はボーイフレンドを書きました。
今回のディナーショーは全体的にアレンジが結構オシャレで、随所に「オッ!」と思うような和音が入っていて「美貴ちゃんの生歌」という絶対的に大きなプラス要素を差し引いてもいい演奏をしてくれていたと思います。ただ、しょうがないこととはいえ練習時間が短いせいなのか時折バラっとした感じを受けることもあって、それだけが少し残念ですが、そういうマイナス部分を引いても十分な演奏をしてくれていたと思います。ていうかさ、こういうアレンジができる人がいるならCD音源の方にも起用してくれればいいのになー。もったいない。
曲が終わると、2方向に深くお辞儀をする美貴ちゃん。今回は1曲ごとにしっかりとお辞儀をしている姿が印象的でした。背筋がピンとしていてキレイなお辞儀をするんですね、美貴ちゃんて。見習わなきゃ。
ショータイムが終わり、アンケートを記入。そして運命の(大げさか)ポラ撮影へと移ります。出口のところで撮影するので、撮影→握手→荷物受取→退出という流れでした。撮影順は先着順なので新幹線の時間まであまり余裕のない私は早めに並びました。(だいたい10番目ぐらい)
並んでいると1〜2分で撮影が開始。フラッシュの光が見えて一気に緊張が増しました。誇張でもなんでもなく足が震えて心拍数が跳ね上がり、何も考えられなくなり、あっという間に私の番に。係の人が黒いカーテンを開けてくれてそこをくぐるとカメラを構えた人が見える。思わず「美貴ちゃんどこ?」と思ったものの床に黒いビニールテープで立ち位置がバミってあり、そこへ立ってくださいと言われる。そちらを向くとなんと美貴ちゃんが。しどろもどろになりつつも「お願いします」と言って軽く頭を下げたら、美貴ちゃんも「よろしくお願いしまーす」と言ってお辞儀してくれました! その姿がかわいくて早くもメロメロになる私。しかしポラ撮影はこれから、と気を取り直し、予習しておいたポイントを必死に思い出す。棒立ちで撮影してしまうことだけは避けたかったので、まず軽く体を美貴ちゃん側に向けて、手はぎこちなくピース。美貴ちゃんと同じポーズをしようと考えていたんですが見る余裕はなく断念。出来上がったポラを後で見てみたら、美貴ちゃんの方からかなり寄ってくれていて嬉しかったものの「もっとがんばれよ自分……」と軽く情けない気持ちにもなりました……。
ポラ撮影が終わるとそのまま握手。前日に寝付けなくなるほど何を言おうか考えていたのに、いざとなると言葉が出てこず。どもりながら「あの、きょ、今日はありがとうございました」とか。美貴ちゃんは笑顔で「こちらこそありがとうございますー」とやさしい。というか、すげー顔ちっさい。わかっていたけれどここまで小さいなんて。そして背も小さい。私は163あるので10センチ近く違うことになる、と頭ではわかっていたものの、あまりの小ささに驚くばかりでした。他にも持参した手紙とプレゼントのことを言って、月並みですが「頑張ってください」みたいな言葉で締めたような気がします。意識が朦朧としていて正直ほとんど何をしゃべったのかわかりません。ただ、近くで見た美貴ちゃんはずーっと笑顔で可愛くて綺麗で、ホントに素敵だったということだけはハッキリ覚えています。
取ったばかりのポラ、荷物とコートを受け取ってからお店を出ます。出る前に、これもしようと思っていた「出口で振り返ってバイバイ」も実行できました。最後まで笑顔で送ってくれた美貴ちゃんはホントにホントに素敵でした。
……と綺麗に終われればよかったのですが、階段を降りきってから荷物が足りないことに気がついて逆行する羽目に。階段をのぼりきった辺りで次の人が出てきていて、すれ違いざまに「ツワモノがいる」とボソっとつぶやかれましたが、不可抗力です!ていうか向こうが渡し忘れたんですー!とちょっと怒りたかったけれどそれどころじゃないのでスルー。お店のドアを開けるのははばかられたので軽くノックしたらすぐにスタッフさんが気づいてくれて事なきを得ました。撮影中ではなかったようなのでどなたかの握手中に水を差してしまわなかったかだけが心配です。もし迷惑を被ったという方がいらしたら本当にごめんなさい。謝っても償えるものではないですが……。
恵比寿駅までの道を歩きながらポラに浮かび上がってくる姿をどきどきしながら待ちます。だんだんとハッキリしてきた写真は顔の小ささが際立った素敵な笑顔の美貴ちゃんが。超カワイイ!!!(ポラのアップを期待していた方、ごめんなさい。アップはしません。この写真の笑顔ぐらい独り占めさせてください!) 新幹線の中でも何度か取り出してニヤニヤしていた私は相当変な人だったと思います。
そんなこんなですっごい長くなりましたが、これにてひとまずレポ終了とさせていただきます。またなんか思い出したらボチボチ書くこともあるかもしれません。予定は未定。
え、料理? 味なんて緊張しすぎてわかんなかったよ(苦笑)

*1:元々はロングドレスだったものを「藤本美貴仕様で」と注文して切って貰ったそうです。その素晴らしいサービス精神のおかげでレース越しとはいえおみ足を拝見できたわけです(笑)

*2:フォークソングのカバーアルバム。中澤裕子後藤真希と3人の名義で出ているCD